TEC DESIGN G.K.
  • アーカイブ
  • カレンダー
    4月 2008
    « 3月   6月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
    ブログカテゴリ
    最近のコメント
    過去の記事

2008年04月 のアーカイブ

Home » 4月 2008

目的意識の大切さについて

2008年04月23日

これは『物事を進める』こと全てにあてはまる事だと思うのですが、ここではホームページを作成するにあたって、目的を明確にすることの大切さについてお話ししたいと思います。

『ホームページの目的』

新規でホームページを立ち上げる際に、目的を見誤るケースが多い理由は、そこに『ホームページ』を使って何が出来るのか?ということを発注者がどこまで知っているかという事実が深く関わっています。

それは、例えばパソコンを購入する時と似ています。

Aさん:「パソコン始めたいと思うんだけど、どうしたらいいかな?」

Bさん:「ふ〜ん。で、君はパソコン買って何がしたいの?」

Aさん:「いや、わかんないけどみんな使ってるし、俺もそろそろ始めないとみたいな・・・。」

よくありそうな会話ですね。^^

でもパソコンの場合は、予めある程度規格が統一しているものが多いので、購入した後で、「あれも出来る、これも出来る」というように、軌道を修正しながら目的を探っていくことも可能だと思います。でも、ホームページは基本的にオーダーメイドで作成するものですからそうは行きませんね。

作成する前に、自社の業界でどんな風に活用出来るのか?また、運営していくのに必要な事はどんな事か?など、多少は知っておいたほうが無難かも知れません。もちろん、私の所に相談に来られる方々もその辺の提案も含めて依頼される事が多く腕の振るいがいがあるというのも事実なのですが、明確な目的がある方の方が満足度が高い事も事実なんですね。

どんな買い物をするにしても「明確な目的」があれば失敗する確率は確実に減るものです。逆に「明確な目的」が無ければ失敗する確率が高くなるというのも事実です。
「ねじ」を回す目的があってはじめてドライバーが必要だと解るわけですし、「ねじ」の種類はプラスかマイナスか知る必要もあります。さらに長さのある機 械ねじなら、電動ドライバーが必要かもしれません。まわすねじの数量や期限だって知らないと・・・。

要するに「ねじまわし」ひとつを取ってみても、様々な目的要素を明確にしない事には適切な道具を特定することは出来ないのです。
偶然入った、金物屋のおやじに

「ドライバーが欲しいんですが!」

と問いかけて、なにも聞かれずに一番高価な電動ドライバーが出てきたとしたら、そのお店で購入するのはやめた方がよいかも知れませんね。

あ、前回の投稿のパート2みたいになってしまいましたね・・。


WEB制作業者の選び方!?

2008年04月14日

散りゆく桜の木の下で 早くも桜の見頃も終わり、季節は次のイベント、GWに向かって進みはじめているようですね。
打合せの戻りに、散りゆく桜の木の下でひなげしの花(だと思う)が、「今度は俺の番だ」という感じで咲きはじめていました。
やぁ〜なんだか、自然の営みを感じますねぇ。

ところで話は変わりますが、4月といえば色んな事の始まりの季節ですね。
新規開業はもちろん、すでに安定期に入った会社でも新事業部の立ち上げや、支店を出したりといった感じで、ビジネスにおいても新しい局面を迎えている方も多いのではないでしょうか?

私は元々チラシや広告物のDTPデザインや印刷物の受注も行なって来たので、新規開業に向けた印刷物の相談を頂いた経験が結構あります。
ところが驚いたことに、話を聞いてるとそのほとんどの方達は、まったく行きあたりばったりで開業を進めている人がほとんどだったりします。
しかも、広告に使う費用は、最初のチラシと看板のみ、なんてのはザラ。
でも本当は、事業の立ち上げには練りに練った『戦略』が必要不可欠なんですね。
統計によると新規開業後、1年以上生き残っているのは全体の7割程度、3年ではなんと約5割の確率になってしまうそうです。
その理由も頷けますね。

WEBの立ち上げも然りで、ほとんどの場合、新しいマーケットの開拓やWEBマーケティングで奪われた市場の取り返しを目的としている場合が多い訳で、同業他者である『競合』を無視したサイト構築では、うまく行かない場合がほとんどです。
WEB制作や広告印刷物の業者選びの際に、見積りを依頼して業種や目的を尋ねて来ない業者に対しては、いくら安くても発注を見送った方が無難だと言えるかもしれませんね。