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スティーブジョブスのこと

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2011年10月6日


今朝、Appleの元CEOスティーブジョブス死去のニュースが世界を駆け巡った。

このニュースを知った瞬間、無意識に『ええっ!?(けっこう大きな声で…)』っと、叫んでいる自分がいた。
でもって、ネット上に溢れる関連ニュースをひととおり再確認したあと、涙が溢れてくる自分にまた少し驚いた。


『喪失感』という表現だけでは言い現せない、大切な人を失ったような感情。


脳科学者の茂木健一郎さんは、人が涙を流すのは、

『涙は、自分では受け止めきれない何かを受け止めた時に流れ出す。
今の自分では処理できないと感じた時に、涙がオーバーフローするのである。』

とTwitterで語っていたが、今日の涙もまさにそんな感じだった。


今日もさんざんメディアで取り上げられているので、今さらスティーブジョブスという人についての説明は不要だと思うが、iPhoneやiPadそしてMac、音楽配信システム、そして今日のパーソナルコンピューターの基礎を創り上げた偉大な人だ。

この人がいなかったら、リビングでコンピューターを広げてこうしてBLOGを投稿とか、絶対なかったんだろうなぁ…。
というか、いまのこの仕事だって成立出来てなかっただろうし…。

自分のようなデザインやITの世界で働く人間でなくとも、生活の中でコンピューターを利用する人、そしてまったくコンピューターなんて使わないという人にも、現代の文明社会の中で生活している全ての人々が、スティーブジョブスという人から確実に多くのものを受け取っているのではないだろうか。


自分的に、初めてのApple製品は、1994年頃に新宿西口のさくらやで買ったLC630という機種でした。

欲しいなぁ、と思って数ヶ月経ってから、24回のクレジットを組んでの購入。
商品棚に置かれたピカピカのMacが、お店に来ていた人々の羨望の眼差しを受けて、まぶしく輝いていた光景が思い出されます。

当時はアマチュアで音楽をやっていて、楽曲をつくる目的でDTMをするために使いたいソフトがあって、Macを購入したんですが、その時生まれてはじめてパソコンを使ってみて思ったことは、

まるで自分自身がバージョンアップしたような不思議な感覚を覚え、
『Macは、自分の脳をサポートしてくれる凄い機械だ!』

と感動して、会う人会う人に『Macって凄いよ!』と、興奮してしゃべっていたのを覚えています(笑)。

気がつけば、あれから何台ものアップルマークの付いた製品を使って来て、新しい機種を買う度にわくわくしてさせて貰ってきた。

ただただ一方的に与えられっぱなしで、たいした恩返しも出来ないまま、逝ってしまったスティーブジョブスに、この場を借りて、心から『お疲れさまでした』と、『ありがとうございました』を伝えたいと思います。。。


ところで、自転車を発明した人は誰なんだろう??

そうだ、

Macで調べてみよう!