ビジネスブログで創るホームページ
2008年06月25日
2006年3月末発表の総務省データによると、日本のブログおよびソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の登録者数は1584万人(内ブログが868万人、SNSが716万人)に上るそうです。
2005年9月末発表の登録者数は872万人(内ブログが473万人、SNSが399万人)だったということで、日本のブロガー人口はまだまだ増加傾向にあるようですね。
最近では、ミニログやプロフサイトやなんかの流行もありますから、今年度は更に増加しているのではないでしょうか。
ブログもSNSもミニログも特定のコンテンツを専用の管理画面から更新するという意味では、一種の『CMS』になりますから、日本のPCユーザーのスキルがどんどん向上しているという事にもなるのでしょう。
もちろん、管理投稿システムのユーザビリティの進化も特筆すべきかと思います。
ホームページ制作屋としてはこういったインターネットを利用した情報発信が活発化することはとても嬉しい限りですね 😉
ところで、当社テックデザインコミュニケーションズでも、この度ブログシステムを利用したサイト構築に対応しました。
何度か顧客から問い合わせをいただいていたので、以前から課題として取り組んでいたのですが、ようやくこの度、対応することができました。
「Word Press」というのは、 MovableTypeと並んで世界で最も利用されているオープンソースのブログシステムで、特徴としては、
◎固定ページの作成が可能
◎動的に時系列のページ生成が可能
◎商用でもライセンスフリーで運営可
◎機能拡張モジュール(プラグイン)が豊富
などが上げられます。
通常、ブログシステムはもともと日記を作成&投稿するためのシステムなので、投稿した記事は全て時系列(新しい順)で表示されています。ところが、この「Word Press」には静的な固定ページの作成機能が予め付いているので、ホームページとして利用するのにとても適していると言えるのです。
他にもワードやエクセルの様なOfficeライクな投稿画面や、PDFやエクセルファイルのアップロード及びダウンロードリンク作成など、表現力豊かなサイト作成機能は、事業体の情報発信にとても強力なツールとなることでしょう。
例えば文字を装飾したり
▼表組みレイアウトを作成したり
商品名 | 料 金 |
商品1 | 10000円 |
商品2 | 20000円 |
▼ダウンロードリンクを貼り付けたり
PDFファイルダウンロード
▼デジカメなどで撮影した画像を貼り付けたり(これは編集画面のショットです)
といった、通常ホームページで情報を発信するために必要な編集機能は充実しています。
ちなみにこのブログも「Word Press」で投稿しているものです。
テックデザインコミュニケーションズでは新規立ち上げのビジネスブログによるCMSサイト構築は勿論、現行サイトのビジネスブログによるCMS化リニューアルもお受けいたします。
詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。
無料で使えるとても使いやすいブラウザ
2008年06月03日
インターネットを見るための「ブラウザ」は何をお使いでしょうか?
まだ結構ご存じない方が多いようなので(今更って感じもしますが!)、改めて紹介しようと思います。
実は今日もお客様のオフィスのPCに、インストールして来たところです。 ^^;
そのブラウザは「Firefox(ファイヤーフォックス)」といいます。
「使い慣れたブラウザがいちばんいい!」
という方には無理におすすめはしませんが、Firefoxといえば、最近ではIE7やSafariにも搭載されているタブ機能(新規でウィンドウ開くとき同じウィンドウ上でタブ表示する便利な機能)が結構有名ですが、『アドオン』という拡張機能がとても便利ですので、興味がある方は一度使ってみてはいかがでしょうか?
慣れると手放せないですよ。
▼アドオンを検索するぺージ
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/
▼例えばアドオンでこんな機能を付けることが出来ます。
▼無料ダウンロードはこちらです
http://www.mozilla-japan.org/
目的意識の大切さについて
2008年04月23日
これは『物事を進める』こと全てにあてはまる事だと思うのですが、ここではホームページを作成するにあたって、目的を明確にすることの大切さについてお話ししたいと思います。
『ホームページの目的』
新規でホームページを立ち上げる際に、目的を見誤るケースが多い理由は、そこに『ホームページ』を使って何が出来るのか?ということを発注者がどこまで知っているかという事実が深く関わっています。
それは、例えばパソコンを購入する時と似ています。
Aさん:「パソコン始めたいと思うんだけど、どうしたらいいかな?」
Bさん:「ふ〜ん。で、君はパソコン買って何がしたいの?」
Aさん:「いや、わかんないけどみんな使ってるし、俺もそろそろ始めないとみたいな・・・。」
よくありそうな会話ですね。^^
でもパソコンの場合は、予めある程度規格が統一しているものが多いので、購入した後で、「あれも出来る、これも出来る」というように、軌道を修正しながら目的を探っていくことも可能だと思います。でも、ホームページは基本的にオーダーメイドで作成するものですからそうは行きませんね。
作成する前に、自社の業界でどんな風に活用出来るのか?また、運営していくのに必要な事はどんな事か?など、多少は知っておいたほうが無難かも知れません。もちろん、私の所に相談に来られる方々もその辺の提案も含めて依頼される事が多く腕の振るいがいがあるというのも事実なのですが、明確な目的がある方の方が満足度が高い事も事実なんですね。
どんな買い物をするにしても「明確な目的」があれば失敗する確率は確実に減るものです。逆に「明確な目的」が無ければ失敗する確率が高くなるというのも事実です。
「ねじ」を回す目的があってはじめてドライバーが必要だと解るわけですし、「ねじ」の種類はプラスかマイナスか知る必要もあります。さらに長さのある機 械ねじなら、電動ドライバーが必要かもしれません。まわすねじの数量や期限だって知らないと・・・。
要するに「ねじまわし」ひとつを取ってみても、様々な目的要素を明確にしない事には適切な道具を特定することは出来ないのです。
偶然入った、金物屋のおやじに
「ドライバーが欲しいんですが!」
と問いかけて、なにも聞かれずに一番高価な電動ドライバーが出てきたとしたら、そのお店で購入するのはやめた方がよいかも知れませんね。
あ、前回の投稿のパート2みたいになってしまいましたね・・。
WEB制作業者の選び方!?
2008年04月14日
早くも桜の見頃も終わり、季節は次のイベント、GWに向かって進みはじめているようですね。
打合せの戻りに、散りゆく桜の木の下でひなげしの花(だと思う)が、「今度は俺の番だ」という感じで咲きはじめていました。
やぁ〜なんだか、自然の営みを感じますねぇ。
ところで話は変わりますが、4月といえば色んな事の始まりの季節ですね。
新規開業はもちろん、すでに安定期に入った会社でも新事業部の立ち上げや、支店を出したりといった感じで、ビジネスにおいても新しい局面を迎えている方も多いのではないでしょうか?
私は元々チラシや広告物のDTPデザインや印刷物の受注も行なって来たので、新規開業に向けた印刷物の相談を頂いた経験が結構あります。
ところが驚いたことに、話を聞いてるとそのほとんどの方達は、まったく行きあたりばったりで開業を進めている人がほとんどだったりします。
しかも、広告に使う費用は、最初のチラシと看板のみ、なんてのはザラ。
でも本当は、事業の立ち上げには練りに練った『戦略』が必要不可欠なんですね。
統計によると新規開業後、1年以上生き残っているのは全体の7割程度、3年ではなんと約5割の確率になってしまうそうです。
その理由も頷けますね。
WEBの立ち上げも然りで、ほとんどの場合、新しいマーケットの開拓やWEBマーケティングで奪われた市場の取り返しを目的としている場合が多い訳で、同業他者である『競合』を無視したサイト構築では、うまく行かない場合がほとんどです。
WEB制作や広告印刷物の業者選びの際に、見積りを依頼して業種や目的を尋ねて来ない業者に対しては、いくら安くても発注を見送った方が無難だと言えるかもしれませんね。
お役立ちコラム日記を開始
2008年03月24日
突然ですが、コラムを開始することになりました。
自称「締め切り恐怖症(笑)」なので、ブログとか連載仕事の匂いがすると、なるべく気配を消すようにして生きて来たんですが、
WEBでの積極的な情報発信は、自分のクライアントに勧めている手前、説得力ないかなぁ、という事でぼちぼちと始めることにしました。
まぁ、春だし。
今年40になったしで。
あぁ。
まぁ始めるからには、ウルトラ不定期であったとしても細〜く長く続けて行こうかなと、思ってますので。
さて、第一回目は、最近出合った良書の紹介です。
その本は、
『自分の箱から脱出する方法』
というタイトルの本で、ともすると、「あんた自分の殻に入ってるんと違う?これでも読んでみ」と受け取られなくもない、ちょっと挑発的な?題名の本です。
人に直接勧める時はちょっと注意が必要?
でも、なかなかすごい本なんですよ、これが。
内容を簡単に説明すれば、人が集まると考え方の違いや、ちょっとした摩擦で「対立」が起こる場合がありますよね。
あと、職場やなんかで、どうしても理解出来ない人や、意見の合わないひとがいて、イライラするなんてこと、思い当たる方もいるかと思います。
この本では、その「対立」が起こり発展していく原理と、それらが起こった場合の対処法が具体的に、しかもわかりやすく書いてあります。
小さくは家族から、企業レベルまで人が集まるところにすべてあてはまる「箱の理論」は生産性を高める上のノウハウとして経営者にも必見の良書といえます。
人間関係で悩む人にもおすすめしますよ。